400枚ほど買い付けたドレスシャツをブランド別、サイズ別、コンディション別に分け、
シミなどがあり販売するには難しいものを、ボタニカルダイの手法で染めたパープルとイエロー。
パープルは菖蒲の花から、イエローは菜の花から採取して頂きました。
まずこの量のシャツを検品するのにも店舗営業をしながら行ったので半年ほどかかりました。
シミの位置を確認し、その箇所にシールを貼り、コンディションのレベルごとに分類。その中でも洗濯で落ちなかったシミのあるものだけをピックしました。
【ボタニカルダイ】
江戸時代の草木染を再現しようとしても、色落ちや色褪せの問題で、今の品質基準をクリアすることはできません。
”ボタニカルダイ”は草木染をビジネスとして問題ないようにした特殊技術で、媒染剤は使わず、天然の色素に化学染料を少し配合しています。
いわば、植物と化学のいいとこどりです。
染色工場の人、繊維を縫製する人、製品を販売する人、購入する人、そしてそれを取り巻く環境に問題が無い様に、危険な薬剤を使用していません。
染料の採集も環境破壊や、種の保存、保全を守って行っています。
※ボタニカルダイは株式会社シオンテックさんが開発された特許製法です。